こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回は友人K氏から預かった故障中のAK102を修理してみたいと思います。
ごんな故障かというと・・・
この様に発射とブローバックがずれるというもの。 発射機構自体に問題はなさそうなので、メカボックスではなく恐らくダミーボルトとそれを動かす機構に問題がありそうです。
ブローバック機構のある当たりを分解し、メンテナンスもかねて点検していきたいと思います。
ブローバック関連パーツの分解
ハイダーの取り外し

まずハイダーを取り外します。

ハイダーにはフロントサイトから出ているストッパーが食い込んで回転しない様になっていますので、カッターなどでストッパーを押し込みながら回す必要があります。 錆や固まった油で固くなっていることもありますので、カッターの刃が折れない様ご注意を~

アッパーハンドガードを外しておきます。

フロントサイト下部の六角ネジを二つ外します。

ネジを外すとフロントサイトを前方から取り外せる様になります。

ロワハンドガードを固定しているハンドガードリテイナーにある六角ねじを外します。

これもネジを外すと前方から引き抜けますので取り外します。

ロワハンドガードを取り外します。 配線やヒューズがあるのでひっかけない様にきをつけてください。

配線はコネクタとヒューズを外しておきます。

フレーム上部のデッキカバーを取り外します。

リコイルユニットを覆っているプラスチックのカバーを取り外します。 Y字ネジを外す必要があるので特殊なドライバーが必要です。 分解に必要な道具については下記の別記事をご覧ください。

写真の部分にあるスプリングをガイドごと外します。 ダミーボルトも一緒に外してしまいます。

矢印で示したねじを外します。(画像はクリンコフのものですがネジの位置は同じです。) ネジを外したらプラスチック製のカバーも取り外します。

中にスプリングがあるのでこれをラジオペンチなどで外します。

矢印のネジを二つ外します。

リコイルユニットをつなぐバーを取り外します。

フレーム下部にある4つの六角ねじを外します。

ネジを外すとフレーム側面から飛び出ている、折りたたんだストックを留めておくストッパーがはずれますので失くさない様にご注意を。

配線に注意しながらバレル周りを丸ごと引き抜きます。

続いてリアサイトブロックのネジをかたっぱしから外していきます。 一部トルクスなのでご注意ください。
ホップダイヤル前方にトルクス、後方にプラスネジがあるのでこれらも外します。

パカー。 この中にもブローバックに関わるパーツが入っています。

インナーバレルを取り外しました。 リアサイトブロック内部は軽く拭っただけでウェスが真っ黒になるほど汚れていました。
中の古いグリスをふき取って新しいグリスを再塗布してみたところ問題なくブローバックする様になりました。 打つたびに摺動する部分なので摩耗しやすい様です。 古い次世代AKでブローバックの調子が悪いときには参考にしてみてください。
それでは!!
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