S&T UMP45 G3

ヘリカルギアをS&T UMP45に投入!!

前回ZCレオパルドのギア―に変えたところ全くと言ってもいいほどノイズが消えなかったので、今回はSHS製のヘリカルギアを投入してみることに!!

今回ピニオンを交換するZCのモーターはシャフトがDタイプなので、ピニオンの横にあるイモネジを緩めてからピニオンギアを外します。

1.27mmというかなり細目の六角レンチを使用します。 こういう細いレンチがセットになったものも一つ持っておくと便利ですよ~

通常Dタイプのシャフトだとイモネジを外すと簡単にピニオンがとれるんですが、このモーターでは結構頑張って圧入されてたみたいなのでリムーバーで外したところご覧の有様。 まぁ交換するピニオンだから悲しくないもん。

気を取り直してコチラがヘリカルギア(ピニオン)です。 まがまがしい形をしているでしょ? 詳しいことはわかりませんが、この様に斜めの形状にするとベベルと接触するときの面積が大きくなるのでノイズが小さくなるみたいですね~

ちなみにこのモーターはとんでもねぇ磁力を持っているので、ちっちゃいイモネジなんか余裕のパワーで吸い込みます。 ええ、私のイモネジも一度吸い込まれましたとも。 奇跡的に手前の方にくっついてラジオペンチで救出できましたが、奥の方に入ると最悪モーターもピニオンもあきらめなければならない状況になり得ます。 こんな感じでテープで穴を塞いでおくと安心です。

交換方法はいたって簡単で、D型の穴をD型のシャフトに合わせて挿入し、イモネジを締めるだけです。 

イモネジにはロックタイトをつけてゆるみを防止しておきました。

しっかりと締めこんでおきます。

ベベルももちろんヘリカルに交換します。 前回使用したZCのベベルと並べるとこんな感じ。 換気扇みたいな形のギアが特徴的です。

組み込み自体は特に何か特別な作業が必要というわけではありませんが、シム調整にはちょっと気を使います。

ピニオンを取り付けてモーターホルダーにモーターを収めてみました。

この状態でベベル基準でシム調整しようとするとバックラッシュ調整幅が足りませんでした汗

モーターのエンドベルがモーターホルダーにぶつかっちゃってこれ以上後ろに下がらないんですよね(;´Д`)

なんでかというとZCのモーターはシャフトが普通のモーターより長く、

エンドベルもちょっと大き目なんですよね。 前も後ろも出っ張り気味ということですな。 そりゃ余裕なくなるわ。

というわけでモーターホルダーのエンドベルが当たる部分を削っていこうと思います。

この部分を・・・

こんな感じに削りました。

エンドベルがこんな感じで削った部分に収まるようになりました。

思いのほかてこずってしまいましたが、バックラッシュ調整の幅が広がったことでノイズの少ないポジションにモーターを設定することができました。 シム調整が決まるとかなりノイズも静かになり満足のいくできとなりました(^^) また副産物としてモーターホルダーの溝にエンドベルが挟まるような形になったことで、このタイプのモーターホルダーで起こりがちなモーター本体の回転も起こらなくなりました。

ようやく一番のハードルであるベベルのシム調整が終わったので、ここから一気にくみ上げていきたいと思います!!

それでは!!

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