こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回はE&L製のAIMRをご紹介!!
『AIM』という銃について
特徴的なハンドガードと極めて短い全長を持つAIMRですが、まずこのモデルについて少し触れてみたいと思います。
AIMRはソ連のAKMをルーマニアでライセンス生産したモデルであるAIMがもとになっています。 このAIMはフルサイズのアサルトライフルですが、バリエーションとして折りたたみ銃床バージョンやカービンモデルが存在します。 AIMRはAIMのカービンモデルPM md. 90 カービンのストックを廃してさらに短縮化した、恐らく架空のモデルとなっています。
外装レビュー
外装に定評のあるE&L製品だけあって非常によくできています。 また、ルーマニア製のAIMをもとにしていることからソ連のAKMなどと細かい部分で違いがあります。 そのあたりをご紹介します。
独特の形状をもつハンドガード
AIMのバリエーションモデルに共通して一目で印象に残る湾曲したフォアグリップがついています。(輸出型などではついていない場合もあります。) これはルーマニアのAKの代名詞ともいわれるくらい有名な仕様で、今回のAIMRにもこの特徴的なフォアグリップが装備されています。
実銃同様に刻印はアルファベット表記
ソ連製のAKMはキリル文字の刻印が入っていますが、ルーマニア製のAIMシリーズはアルファベットで刻印が入っています。 トイガンのAIMRもそれにならってアルファベットの刻印になっています。 こういう細かい変更はうれしいですねぇ。 しかし、アルファベットではありますが、英語ではないので何の略なのかはよく分かりません汗
またリアサイトのП(ペー)の表記もアルファベットのPに置き換えられています。 本当に芸が細かい・・・。
あと個人的に特筆すべきだと思うのはコチラのガスブロック一体型のフロントサイト。 これは先述のPM md. 90 カービン(実銃)で採用されているものを元にしている様です。
デフォルトで取り付けられているAK47タイプのハイダーを取り外すと14mm逆ねじが利用できます。
E&Lのモデルを見る限りこのタイプのフロントサイトが使われているのは、本モデルとAIMR SBRの二種類のみと思われます。 すなわちこの二つのモデルのためにわざわざ新しい型を作ったということ。 クリンコフの流用とかで済ましてしまいそうなところ、わざわざちゃんと実銃を模したパーツを作るあたり良いメーカーだと思います!
その他外装について
全体的に高評価の製品なんですが、ちょっとモノ申したいところがグリップです。
非常にのっぺりとした感じ・・・。 もうちょっと色気のある(?)ものにしてくれたらうれしいですね。
先日SEALSさんでの貸し切りにて実際にサバゲで使用してみました。 箱出しながら極めて良好な弾道で弾が飛んでくれます。 しっかり狙えば40m先の上半身くらいのサイズなら狙えます。 ただし、ストックレスなので構えにコツが必要なことと、小ぶりな割に結構な重量(マガジン、バッテリー含めると3kg超!!)があるので使いやすいとはいえません。
しかし!! しかしですよ!! こんな特徴的なハンドガードを備え、漢らしく前も後ろもぶった切った変態AKに興味をもってしまったアナタ!! ここまできて実用性なんて意識する必要がありますか??
それは否、断じて否でございますよ、同志。
なんでも自分にフィットする製品が市場にあると思ったらそれは資本主義に毒された考え方です。 ソビエトロシアをはじめ東側諸国では射手に合った銃を選ぶのではなく、射手が銃に合わせるのが常道。
兵士は畑でとれるが、銃は人民の血と鉄でできているのです!!
手を汚して使い方を学べ!!
手がキレイな奴は労働者の敵だ!!
ураааааааааaaa!!
失礼いたしました。 取り乱しました。 ルーマニアの銃だっていうのにソビエトの赤い霊が一瞬憑りついてしまった様です。
とりあえず動き回ることを前提としたサバゲという遊びにはとても向いているとは言えない一丁です。 しかし、東京マルイなどのメーカーから素晴らしい性能と軽量さを兼ね備えたエアガンが発売されている中、この様な個性的で重いフルスチールのAIMRを選ぶ時点でアナタは結構な数寄モノです。 周りの人達と一味違う一丁を得物にするのもサバゲーの一つの楽しみですし、この外見に惚れてしまったらこちらの負け。 使いづらくとも頑張って使い込むことで風合いも出てきますし、箱出しでの実射性能良好ですので愛用すればいつか答えてくれる通好みな一丁だと思います。
それでは!!
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