こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回はしばらく前にAmazonで購入したLSというメーカーの激安ガスブロをご紹介!! このLSというメーカーですが、古いエアガンファンなら『おや?』っと思うかもしれません。 でも、あのエルエスとは全く関係ない海外メーカーです🙄

このモデルは『ベレッタ M92F TEカスタム』という名前なのですが、TEが何なのかはわかりません…

最大の特徴は大型のコンペンセイターとアンダーレイルですが、形状的にウエスタンアームズのM92FS ブレードマスターに近い、というかほぼパクリという感じですね。
外装レビュー
重量(マガジン込み) | 約850g |
装弾数 | 26+1発 |
初速(筆者による計測 室温25℃ 0.2gBB弾使用) | 約60~75m/s |
購入価格 | ¥10.800(税込) |

コンペンセイターは金属製です。 付け根の下部に成型時にできたと思われる凹みがあります。 ここら辺はお値段相応の出来という感じがします。

コンペンセイターには2つの大きなポートが設けられていますね。

コンペンセイターはリコイルスプリングガイドに固定されているので、ショートリコイル時にアウターバレルと干渉しません。 なるほど~

正面はあまり凹凸がなく、のっぺりとしたデザインになっています。

フロントカブにはレイルが取り付けられていますのでフラッシュライトなどを搭載可能です。

スライドは刻印類がなくすっきりとしています。 滑り止めのセレーションは再現されていますね。

反対側にも刻印はありません。 ここまで刻印類がスッキリしている製品は結構珍しい気がします(^^) スライド形状は強化型のブリガディアタイプではなく、旧来の形状で再現されていますね。

ベレッタの最大の特徴でもありますが、スライド上部が大きく空いており、アウターバレルの大部分が露出しています。

エキストラクターはモールドで再現されています。

リアサイトとフロントサイトはスライドと一体で成型されています。

サイトピクチャはこのようになっています。 フロントサイトにホワイトでドットが入っているので狙いやすいです。

セーフティーレバーはスライド後部に配置されていますが、手の小さい私ではグリップを握ったまま親指で操作するのが難しい位置でした。 レバーは金属製で黒に塗装されていますが、割と食いつきが弱くすぐ塗装が剥げてきてしまいます…汗

セーフティーレバーを下げると発射できなくなります。 なおデコッキング機能はついていません。

なお、セーフティーレバーはアンビデクストラス仕様となっており、反対側からも操作することが可能です。

ハンマーも金属製となっていて、上部に滑りどめのセレーションが入っています。

画像はハンマーを起こした状態です。

トリガーも金属製です。 ハンマーダウンした状態だと結構遠く感じます…汗

ハンマーを起こすとトリガーが後退して、指を掛けやすくなります。 基本的に初弾もシングルアクションでの使用がベターでしょうね~ というかデコッキングがないので基本ダブルアクションで発射するシチュエーションはないかもしれませんね…(゜レ゜)

グリップはチェッカリングの入ったプラスチック製のパネルが左右に取り付けられています。 ロゴは謎のドラゴンですw

マガジンキャッチは射手からみて左サイドにあります。 グリップが太いので親指でアクセスするのに一苦労という感じですねぇ。 やっぱり日本人にはあまり向かないサイズなんだなぁ…。 また、設計が古いモデルなのでアンビ仕様にはなっておりません。

グリップ前面には滑り止めのセレーションが入っています。

グリップ後部にも縦のセレーションが入っています。 太いグリップでしっかり握るのが難しい分、滑り止めでホールド感を向上させている感じですね。

グリップ下部にはランヤードが装備されています。 ただプラ製なので強度的に実際に使うのはちょっと怖いかも…


外装はパーティングラインなどが目立ちますので、決していい仕上げではありませんが、お値段を考えれば納得感があります(^^)
簡易分解してみる

まずはマガジンを抜いて裏側にあるボタンを押し込みながら、写真のテイクダウンレバーを下に下げます。

テイクダウンレバーを下げた状態でスライドを前に動かすと外れます。

フレームからスライドを外した状態です。 固定ホップのころのマルイベレッタに近い構造であることがわかります。 フレーム側の金属パーツの処理が甘いので、やすり掛けなどをした方が動作がよくなりそうです汗

続いてコンペンセイターを外します。 コンペンセイターのマズルの下にある穴の奥に六角ネジがありますので、このネジをレンチで取り外します。

六角ネジを外すとコンペンセイターが取り外せます。

リコイルスプリングガイドを前方へ押し、チャンバーに差さっている突起を抜きます。

リコイルスプリングガイドを持ち上げて取り外します。

コチラがリコイルスプリングガイドです。 チャンバーに差さる部分が下に出っ張っています。 これは旧東京マルイベレッタシリーズの特徴で、現行の東京マルイM9シリーズとの相違点の一つですね。

スライド前方にはまっているスライドウエイトを取り外します。 これは本体重量を増すための重りだと思われます。

スライドウエイト上部にはまっている樹脂パーツは、アウターバレルを摩擦から守るために挿入されているようです。

バレルをスライドから取り外します。

ロッキングブロックのついたアウターバレルの形状が独特ですね。

HOPは固定になっていて、結構しっかり出っ張っています。 このあと実射性能のレビューでも書きますが、かなりの強HOPでした…(;´Д`)
実射性能について

シューティングレンジで実際に撃ってみました! 気温は25℃くらいでしたのでガスブロには十分な気温でしたが、撃つたびに生ガスを吹きまくり、さながら硝煙を吐く実銃のようなありさまでした汗
さらに、注入バルブが音のしない海外仕様でガスが入れにくく、すぐにガス欠になってしまいます。 それでは…と東京マルイ製ベレッタマガジンを差しましたが、こちらはパッキン形状があっておらずガス漏れしまくりで1マガジン打ち切らずにガス欠となってしまいました。
また先述のとおり、HOPが強すぎるので0.20や0.25の弾は使えず、0.28を使用したところ30mくらいまで伸びる弾道となりました(;´∀`)
初速についてはガス満タン状態だと75m/sほど出ますが、すぐに息切れし始め、ワンマグ打ち切るころには60m/s当たりまで低下してしまいました。 しかも最後はスライドがホールドオープンしない程度にしかブローバックしませんでした。

あと箱出しの状態でインナーバレルがメチャクチャ汚かったので清掃必須です!!
正直箱出しで使えるとはいいがたい製品ですが、コンペンセイターがついてこのお値段は安いと思うので、内部のカスタムに挑戦してみたい方にはちょうどいいかもしれません!!
それでは!!
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