こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回は海外製ガスブロハンドガンとしては異例の大ヒットを記録したACTION ARMYの『AAP-01 アサシン』のレビューです!! 通常海外製のガスブロは内部を色々調整しないと使えないのですが、このアサシンに関しては箱出しでも良好な性能を誇ることから愛用者を多く見かけます。
本体レビュー
全長 | 約240mm |
重量 | 約660g |
装弾数 | 22+1発 |
初速 | 未計測 |
全体的にはスタームルガーMK2やルガーP08、南部14年式の様なクラシックなシルエットですが、樹脂製のボディと各所に施されたモダンな意匠によって現代的な外観を獲得しています。
海外メーカー製品ながらかなり豊富なカスタムパーツが用意されており、自分だけのカスタムを楽しめるのも魅力の一つです。 ただ、今回は箱出しの状態にフォーカスしてレビューしていきたいと思います。
デフォルトでネジの切られたアウターバレル
それではマズルの方から見ていきたいと思います~。 バレルの先端はねじ込み式のキャップがついており、時計回りに回すと取り外すことができます。
キャップを外すと中から14mm逆ネジが出てきます。 カスタムをせずともトレーサーなんかをつけられるのはありがたいですね~
アウターバレルは樹脂製になっており、大き目のフルートが入っています。 アウターバレルはレシーバーより細いのですが、スタームルガーMK2好きとしてはもうちょっと太かったら嬉しかったな~なんて思いますw
アウターバレル下面にはネジ穴が空いており、別売りのレイルパネルを取り付けることができます。
集光サイトを標準装備!!
フロントサイトはデフォルトでオレンジ色の集光サイトを装備しています。
なお、リアサイトは緑色の集光サイトになっています
フロントサイトとリアサイトの集光ファイバーを色違いにすることで、素早いサイティングができるようになっています。 ただ、アイアンサイトの上部をツライチに揃えて狙うとファイバーの位置がズレ、ファイバーの位置を合わせるとアイアンサイトの上部がズレるので、普通のアイアンサイトで慣れている方はちょっと違和感を感じるかもしれません。
レイルが増設可能な樹脂製フレーム
アッパーレシーバーも樹脂で作られています。 斜めにカットされた平面部分が近未来感を演出しています。
光学機器を使用したい場合はリアサイトの前方にあるネジ穴に、別売りのレイルを取り付けることで使用可能です。
エジェクションポートからはボルトが見えます。 6mmBB弾を使用する旨の刻印が入っていますね。
ボルトを引くとエジェクションポートが開き、チャンバーの横にあるダイヤルでHOP調整を行うことが可能です。 下向きに回していくとHOPが強くなります。
ボルトの後退距離は短く、ホールドオープンしても上の写真の程度しか後ろに出ません。
ボルトをホールドオープンさせた状態で裏側を見るとセレクターが見えます。 セレクターは左右に切り替える方式で、設定については上の写真を参考にご覧くださいまし。
オリジナリティあふれるロアレシーバー
ロアレシーバーはなかなかオリジナリティに富んだデザインになっていますね。 このグリップなんかは特に目を引く意匠になっています。 一部はハチの巣の様な六角形を組み合わせた滑り止め、その横はランダムな凹凸、下には肉抜きとかなり独特の造りですね。
滑り止め効果はあまり感じられませんでした・・・( ;∀;)
グリップ前面はシンプルな横ストライプの滑り止めとなっています。
一方グリップ後部はチェッカリングタイプの滑り止めとそれぞれの面でことなるパターンになっていますね。 凝ってるなぁ。
ロアレシーバー前方にあるこのボタンはセーフティーになっています。 上の写真の状態だと発射可能で、押し込むとセーフティー状態になります。
後方に目を移すと金属製のスライドリリースレバーがアッパーとロアの間から顔をのぞかせています。 グロックのレバーと比べると小型ですが、操作性は悪くありません。
スライドリリースレバーはアンビになっていますので、反対側からも操作が可能になっています。
マグキャッチは大き目のものになっており、親指でアクセスしやすくなっています。
トリガーはレシーバーと同じ樹脂製ですね。 コッキングしてもトリガーが動かない古いマルイ製グロックと同じタイプです。 トリガー前面が局面になっているので指を掛けやすくなっています。
似てるけどマルイグロックには使えないマガジン
マガジンはマルイ製のガスブログロックと瓜二つです。 実際お互いのマガジンを差すことができます。
しかし、ガスルートパッキンの形状が若干異なるため使用できません。 一度マルイマガジンをアサシンに差し込んで使ったところ、動きはしたものの燃費が極悪となりました・・・(;´Д`)
放出バルブは一般的なものですね。
マガジンバンパーは弾が入るスリットの最下部にあるプラパーツを写真のように引き下げることで、スライドさせて取り外すことができます。
注入バルブを交換したい場合はこの状態で行います。 プラウダさんを通した正規の輸入品に付属するマガジンはデフォルトで国内仕様の注入バルブに交換してくれていますが、予備マガジンはその限りではなかったりするので必要に応じて交換するといいんじゃないでしょうか。
マガジンの装弾数は22発です。 上部からローダーで入れるもよし、フォロワーを引き下げてスリットが広くなっているところから装填するもよし、やりやすい方法で装填できます。
簡易分解してみる
それではここからは簡易分解をしてさらに中身を見ていきたいと思います。
このエアガンの簡易分解はちょっと特殊です。 まずフレームの一番後ろにあるテイクダウンボタンを押し込みます。
ボタンを押し込んだままアッパーレシーバーをガバっと持ち上げます。 ロアフレームの前方を支点に開く感じです。
ロアレシーバーを見ると大体グロックであることがわかりますね。
アッパーレシーバーの裏側はこんなかんじです。 チャンバーの形状がことなるのとフルオートの切り替え機構があるので、こちらはグロック感は控えめな感じですね。
ここからはレンチを使わないと取り外せません。 なので厳密には簡易分解ではないですね汗 とりあえずアウターバレルを取り外します。 アッパーレシーバーの下面にある矢印で指したネジを二つ外します。
アウターバレルとチャンバーを引っこ抜きます。
続いてアウターバレルからチャンバーを取り外します。 矢印で指したネジと反対側にある同じネジを外します。
チャンバーとインナーバレルを引き抜きます。 インナーバレルは全体が黒染めになっています。 手が掛かってるな~
インナーバレルの先端にはブレ止めのOリングがはまっていました。
チャンバーは金属製で、ハンドガンとしては結構大き目のものになっています。 ダイヤルが二つになっているのは東京マルイさんの最近のグロックっぽいですね!
HOPは最弱だとこの状態。
最大にするとこんな感じになります。 突き出し量は十分そうですね!!
HOPアームは金属製の片持ち2点押しタイプです。 経年劣化するとHOPが傾きそうな気がします・・・。
次はボルトを取り外していきます。 ボルトの取り外しもレンチが必要で、一緒にリアサイトも取り外さなければなりません。 写真のネジ二つを取り外します。
リアサイトは簡単に取り外せます。
ネジを外したら、あとはアッパーレシーバーからボルトを後方に引き抜けばOKです!
リコイルスプリングがここに収まってるのってちょっと面白いですよね((^^)
裏面はこんな感じになっています。 シリンダーが小さい!!
実射性能について
シューティングレンジとサバゲーで実際に使用してみました。
上下に弾が散る感じで、0.20gだと30mでマンターゲット、0.25gだと40mでマンターゲットにまとまるという感じでした! リコイルが素早いので一発一発のリードタイムが短くセミの連射がしやすいので、室内戦では多数相手でもズバズバっとヒットを取れました。
反動がマイルドなので連射しやすく、フルオートでも小気味良い動きをしてくれます。 ただ付属のマガジンだとフルオートでワンマグ撃ちきれませんでした(;´Д`) ちなみに30度超えの八王子だったので気温は十分だったと思います・・・。
YouTubeに動画をアップ予定です!!
レビュー動画をアップしました!!レンジで試射した際の様子やサバゲーで実際に使ったときの動画も入っています!!よければご覧くださいね~😀
それでは!!
この記事へのコメントはありません。