こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回はすでに発売から20年以上が経過しているにも関わらず、今なおガスブロの定番として不動の地位を築き続けている東京マルイ『ハイキャパ4.3』のレビューです!!
ハイキャパシリーズについて
ハイキャパシリーズは東京マルイさんのオリジナルデザインのガスブローバックガンとして2004年に発売されました。 すでに20年が経過した古いモデルですが、今も多くのバリエーションが発売されています。 上の写真はハイキャパシリーズの初代である5.1モデルです。
ダブルカラムタイプのマガジンによる大容量のガスタンクと装弾数が大きな魅力となっており、良好な実射性能と相まってサバゲーでは大量の有効弾を叩きこむことができます。
上の写真はハイキャパ5.1にタニオコバ製のHW樹脂スライドとグリップ、リングハンマーなどを組み込んだものです。エアガン業界でも屈指のカスタムパーツの豊富さを誇っており、自分好みにカスタマイズできるのも魅力ですね!!
本体レビュー
全長 | 約199mm |
重量(空マガジン含む) | 850g |
装弾数 | 28+1発 |
初速(0.2gBB弾使用、ホップ解放) | 未測定 |
現在諸事情あって弾道や弾速のチェックができないため後日計測します!
パッケージは本体や躍動感のある発射時の写真がプリントされたカッコイイ外装になっています(^^)
内箱は発砲スチロール製でしっかり保持されています。 本体スペースはマズル、マガジン、アイアンサイト、ビーバーテイルの辺りに隙間があり、5.1モデルも入るようになっています。 でもマガジンの部分は4.3の小さいマグバンパーのものしか入れられないような・・・
マニュアルは4.3のものと5.1のものが入っています。 共通の部分は5.1を参照して、4.3独自の部分についてはそっちのマニュアルを見てねってことでしょうね~
マニュアルの他にはいつものターゲットや注意事項、応募はがきに加えてノンフロンガスの注意事項が同封されていました。
空撃ちアダプターとBB弾もついてきます。
モダンなダブルカラム1911をモチーフにしたオリジナルデザイン
本体の外観ですがストレイヤーヴォイトやSTIといったメーカーからリリースされた、グリップとシャーシが独立したモダンなガバメントタイプの銃をモチーフにしています。 この設計はグリップを交換でき、ダブルカラムのマガジンの運用も可能なことから人気となりました。
実銃ではこの機構のおかげでポリマー製のグリップを装備でき、あまりグリップを太くせずに装弾数を増やすことが可能となりました。 一般的なガバメントが7発の装弾数であるのに対し、14発と倍の装弾数を誇るモデルも存在します!
シャーシとスライド前面がツライチになったフルダストカバーと呼ばれる形状と平面で構成されたスライドが近未来的で最高にカッコいいです(^^) 個人的には5.1もフルダストカバーにしてほしかったな~
まずマズル周りからみていきます! 特徴的なのはバレルブッシングがないところですね。
マズル方向に行くにつれて太くなるコーンバレルを装備することで、スライドを閉鎖したときにバレルブッシングなしでもアウターバレルが保持されるようになっています。
伝統的なガバメントには存在しないリコイルスプリングガイドが装備されているところにも注目です!
続いてスライドです。 角に平面的なカットが施されています。 セレーションは後方と前方の2か所に彫られており、コッキングがしやすくなっています。
エジェクションポートはエキストラクターの露出しないタイプを再現しています。 チャンバー部分には45ACPの刻印が入っていますね。
スライド上部には反射防止のセレーションが彫られています。
NOVAKタイプのリアサイトを標準装備
リアサイトにはNOVAKタイプをデフォルトで装備しています。
フロントサイトにはホワイトドットが入っています。
サイトピクチャはこんな感じです。 リアサイトの凹みは十分な深さがあり、フロントサイトの帆岩戸ドットも効いていて結構見やすい印象です。 強いて言えばリアサイトにもホワイトドットが入っていたら狙いやすかったかな~と思います。
抜きやすさを重視したパーツ類
ハンマーはドローするときに引っかかりの少ないP型のものになっています。
4.3は5.1と異なりビーバーテイルが短いので、ハンマーを起こすと少しはみ出します。
なお、ハンマーを起こすとブリーチを固定する六角ネジが見えます。 そのためファイアリングピンなどは再現されていません。
グリップセーフティは先述の通りビーバーテイルがカットされたタイプのものになっています。 ハイグリップ気味の方はハンマーバイトにご注意を。 また5.1ではグリップセーフティー下部に3本のセレーションが入っていましたが、4.3では削除されています。
ちょっとパーティングラインが目立ちますね・・・
スライドストップは一般的な形状のものになっています。 ゴールドマッチやDORでは親指が掛けやすいタイプになっていたのに比べると、控えめな印象です。
サムセーフティーは5.1と比べて一回り小さいものになっています。
5.1ではサムセーフティーがアンビとなっていましたが、4.3では反対側のセーフティーがオミットされています。
全体的にドローの際の引っかかりを減らす想定のパーツセレクトになっています。 スライド刻印の通りタクティカルな仕様を目指したデザインになっていますね。
樹脂製のグリップ
グリップは樹脂で造られています。 ダブルカラムなので少々太いですが、僕のような手の小さい人間でも十分に握れる太さに収まっています。
マガジンキャッチは出っ張りが少なく、チェッカリングのないシンプルなものになっています。 ここも5.1と異なるポイントです。 ちょっと押しにくい・・・。
グリップと一体になっているトリガーガードも樹脂製です。 トリガーは肉抜きの施されたタイプで、トリガー位置が5.1より浅くなっています。
グリップの後部、ハンマースプリングハウジングにはチェッカリングが施され、その下部にはランヤードの取付部が設けられています。
マグバンパーが変更となったマガジン
マガジンは5.1と共用が可能ですが、マグバンパーの形状が変更となっています。
5.1のものより薄くなっているため、本体に挿入した時にスッキリとした見た目になります。 ただ、その分装弾数が28発と5.1のマガジンより3発少なくなっています。
マガジンリップや放出パッキンは特に差はありません。
簡易分解してみる
それではここからは簡易分解をしていきたいと思います。
まずスライドを少し後退させて、スライドストップの突起とスライドの切り欠きの位置を合わせます。
反対側の突起を押し込んで、スライドストップを押し出してスライドを前方から引き抜きます。
スライドを取り外すとシャーシ側はこんな感じになっています。 トリガーの上あたりにあるレイルの形状がゴールドマッチやDORなどと異なるため、ノッチの強化パーツが使用できません汗
ホップ調整はスライドを取り外した状態で行います。 上の写真に写っているダイヤルを回して調整します。 左に回すとホップが強く、右に回すとホップが弱くなります。
HOP最小でも少し突起が出ています。
HOP最大でこのくらいになります。
続いてスライドを分解していきます。
まずはリコイルプラグを外していきますよ~
こんな感じでリコイルスプリングを縮めながら、リコイルプラグを後退させます。
スプリングを縮めた状態を維持しつつ、リコイルスプリングガイドを引き抜きます。
リコイルスプリングガイドとリコイルスプリング、リコイルプラグです。 5.1と比べてリコイルプラグがだいぶ小さいですね!
続いてアウターバレルを前方から引き抜きます。
上の写真の様にインナーバレル(真鍮色の部分)が見えていると、チャンバーの位置が後退した状態になっています。 このままだとチャンバーがスライドに干渉してしまい、アウターバレルを引き抜くことができません。
この様にチャンバーを前進させてからアウターバレルをスライドから引き抜いてください。
スライド前方からバレルを引き抜いたら簡易分解は完了です!!
というわけで簡易分解でした。 簡易分解方法はガバメント系とほぼ共通なのでそんなに難しくはありません。
実射性能について
実射性能については後日シューティングレンジで確認したいと思います!
それでは!!
YouTube動画は後日公開予定!!
後日YouTubeにレビュー動画をアップ予定です!! ご興味のある方はぜひチャンネル登録をしてお待ちくださいね~!!
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