こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
最近中華製フルメタルAKがかなり身近な存在になりましたね。 ありがたいことです。 中でも中国の実銃メーカーEMEI社と同国のエアガンパーツメーカーLAND ARMSによるE&L製AKは、台湾のLCTと並んで非常に評判の良いメーカーとして知られています。
そんなE&L社によるOEM供給でARROW DYNAMIC(以下AD)というブランドから安価なAKが発売されています。 それがコチラ↓
実際にゲームでも使用しましたが、箱出しで十分使える品物でした。 でもE&Lより一万円ぐらい安い・・・。
じゃあ、本家E&Lと何が違うねん。
そんな訳で分解して内部パーツを比較してみました。
ADのAKMとE&LのAKMSを分解比較!!
それでは各パーツ事に両社のAKを比較していきますよ~
※エアガンの内部パーツは製造年や製品のグレードにより、予告なく変更になっている可能性があります!!
チャンバー周り
チャンバーの形状やインナーバレルの長さは変わりませんが、E&Lの方はHOP調整レバーやHOPアーム、カラーが赤い!!
そんなに違いはありませんでしたが、チャンバーをフレームに固定する方法が違いました。 ADの方はアウターバレルにねじ止めするタイプで、E&Lはマガジン誤挿入防止ブロックにねじ止めする様になっています。
メカボックスの外観
次はメカボックスを比較していきます。
E&L製のELM120という同じモーターが装備されています。
E&L製メカボックスの軸受けはすべてボールベアリングになっている一方で、AD製メカボックスはベベルとスパーの軸受けがボールベアリング、セクターのみメタル軸受けになっています。
ジュール規制の緩い海外製のエアガンは本来非常に強いメインスプリングを搭載していますので、もっとも大きな力がかかるセクターの軸受けは頑丈なメタル軸受けにしているんじゃないかと思います。 一方のE&L製メカボックスの方は、軸受けの径が大きいのでボールベアリングでも十分な強度が確保できると考えたんでしょうね~。
シリンダーは色からして明らかに違いますね。 後ほど分解した状態も紹介します。
配線はE&Lが銀メッキテフロン配線っぽく、ADは普通の配線です。 太さは多分それぞれ16AWGと18AWGくらいじゃないかと思います。
両社のメカボックスの最大の違いといえるのは、メインスプリングがQD仕様になっているかどうかという点が挙げられます。
QD仕様はメカボックスを閉じたあとにメインスプリングを入れられるので、頻繁にカスタムする人間にとっては非常に便利なんですが、市販のスプリングガイドが使えないという欠点もあります。
メカボックス内部
ばらしてみました。 パッと見ただけでも結構違いがあるのが分かりますね!
シリンダーはE&Lの方はヘッドとワンピースになっており、外周には放熱のための溝が彫られています。 ADの方は普通の古シリンダーですね。
ノズルは色の違いが目立ちますが、よく観察するとE&Lの方のみエアシール使用になっています。 赤いノズルの内側に黒いOリングが入っているのが見るかと思います。 このOリングがシリンダーヘッドのノズルの密着することによって気密を保つ仕組みになっています。
ピストンは全く同じものが入っていました。 ピストンヘッドの前面がゴム製になっており、中央が膨らんでいて、この部分が衝突時の衝撃を吸収することで減音を図る仕様になっています。
ギアは色が違いますが、ギア比は同じの様です。 セクターの枚数も同じでした。
一応確認できた違いは異常となります。 やはりE&L製のものの方がいいパーツが奢られていますが、自分で組み込みたい内部パーツがある方なら場合によってはADのAKMで十分かもしれません。
以上参考になったら幸いです(゚∀゚)
それでは!!
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