こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
本日はクラシックアーミー(CA)のHK53A2(商品名:CA53A2)のレビューでござんす!!
CAといえば中華ガンの中でも割と早いうちから日本へ上陸して高級路線の電動ガンということで一時期話題になっていました。 が、ある時からすっかりと姿を見なくなって流通もほとんどない状態が続いていました( ゚д゚ ;) 自分の知る限りではSAMURAIさんや南蛮堂さんでしか見かけなくなった様に思います。 しかし、どういうわけだか最近結構色々なところで在庫を見かける様になりまして、晴れてこのHK53A2を購入することができたわけですなぁ。 それでも予備マガジン買うのに苦労したけど汗
HK53とは
HK53は5.56mmNATO弾を使用するカービンでございます。 HK(へッケラー&コッホ)の名銃G3の流れを汲み、使用弾薬をG3の7.62mmNATOから5.56mmNATOにダウンサイジングして軽量化と反動の減少、携行弾薬の増加を実現したHK33のカービンモデルです。 このHK33もまた数多くの軍隊で使用された名銃で、ベトナム戦争時にはSEALSでの使用実績もあったそうです(アメリカでライセンス生産されたT223)。 HK53は先述の通りフルサイズのライフルではなくカービンですので、射程距離、命中精度はHK33に劣ります。 しかし、その小ぶりなサイズから携行性に優れ、また5.56mmNATO弾との相性もあって短い割に反動が小さいことから、サブマシンガンよりストッピングパワーに優れ、アサルトライフルより小回りが利くカービンとして警察や特殊部隊での採用が多かったようです。
特にイギリスでの使用が多くみられ、スコットランドヤードの特殊部隊SCO-19や泣く子も黙るイギリス陸軍特殊部隊SAS、王立海兵隊の憲兵隊などが装備している写真を確認できます。 これらの部隊は車両の乗り降り、建物内などの閉所への出入りが多いため、小ぶりで威力のあるHK53がうってつけだったというわけです。 MC51?そんなものは初めから無かったのだ。
外装
では前置きが長くなりましたが、外装から観ていきたいと思いまする。
ちょっと古臭いデザインの外箱。
付属品はマニュアルとクリーニングロッド、多段マガジンでした。 実際に持ってみるととても小さく感じます。
ハイダー
ハイダーは四つ又の大型ハイダーがついています。 実銃の写真を検索していると、このハイダーよりバードケージの様なハイダーの方が多く見受けられます。 おそらく14mm逆ねじがついていると思うのですが、どんなに頑張ってもハイダーが取れませんでした汗
フロントサイトブロックの下面にあるイモネジを緩めれば、ハイダーの基部ごと取り外すことができますので、ここから丸ごと交換してしまうのもアリですね。 モハメドですね。
ハンドガードまわり
ハンドガードはMP5と同じサイズです。 加工は必要かもしれませんが、社外品のハンドガードも装着できそう!!
前方のピンを抜けばハンドガードを取り外せます。 ここら辺はG3やMP5と一緒ですね。 バッテリーはストック内に収納するので、ハンドガードの中はとてもすっきりしています。
コッキングハンドルはライブで、引っ張った状態で留めることができます。 これに連動してエジェクションポートが開き、HOP調整ダイヤルが見える様になります。
フレーム
アッパーレシーバーとコッキングレシーバーは金属製、ロアレシーバーは樹脂製です。 ロアレシーバーはMP5でいうところのA2タイプのレシーバーになっています。 これカッコいいなぁ(*’▽’) エジェクションポートは残念ながら樹脂製です。
ストック
ストックは固定式になっています。 全体はプラ製、スリング部分は金属、バットプレートはゴムでできています。
なお、ストックとフレームの組み合わせが甘く、横から見ると写真の様な隙間が見えます。 このあたりは高級といえど中華ですな汗
バットプレートを外すとコネクターを取り出せます。 標準のコネクターはラージコネクターになっており、実際LiPoのラージサイズをストック内に収納することができました。 そのほかのタイプのバッテリーは持っていないのでわかりません。
ヒューズは缶タイプがついており、20Aのものがつけられていました。
初速とサイクル
続いて初速とサイクルのテストに行きたいと思います(゚∀゚)
7.4vLiPoテストには上の写真のラージLiPoバッテリーを使いました。
① | 90.08m/s |
② | 90.19m/s |
③ | 89.66m/s |
④ | 90.28m/s |
⑤ | 90.77m/s |
⑥ | 88.89m/s |
⑦ | 88.82m/s |
⑧ | 89.52m/s |
⑨ | 89.45m/s |
⑩ | 88.96m/s |
平均初速⇒89.66m/s
サイクル⇒16.3発/秒
悪くないですね!!
操作性について
セレクター
セレクターはアンビではなく、右手でグリップした時に親指が来る側のみです。 このセレクターが結構大きく、セーフティーから着かえるとき親指が届きません。 セーフティーから切り替える際に毎回グリップし直差なければならないのがちょっと引っかかりますねぇ(; ・`д・´)
トリガー
トリガーの引きが長く、どこで発射されるのか非常にわかりづらいです。 かなり引かないと発射されません。 でもこれはカスタムでどうにかできる範囲ですね。
リロード
マグキャッチの操作はG3系やMP5系と一緒です。 しかし、マガジンの抜き方がG3系とは異なり、真下に引き抜くタイプになっています。 このため上の写真の様にレバーを抑えながらマガジンを下に引き抜かないといけません。 これが手の小さい自分には意外としんどいです(;´・ω・) レバーの上にあるボタンを使う手もありますが、このボタンってグローブしてると非常に操作しづらいんですよね~ そんなわけでリロードは慣れが必要になりそうです。
いかがでしたでしょうか? 操作性にはちょっと慣れが必要なものの、日本製にはないモデルをフルメタルで出してくれるのはとてもうれしいですね!! G3やMP5には飽きたけどH&Kのクラシックなモデルが好きな方にはピッタリだと思いますよ!! 自分はストック内の豊富なスペースを活かしてMOS-FET何かを仕込んでみようと画策しています(゚∀゚) 今度分解レビューも上げようと思います。
それでは!!
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