こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回ご紹介するのは、CYMA製の電動ガン『Century Arms RAS47 ピストル フルメタル電動ガン BK』です!!

こちらの電動ガンはAKからストックをなくして、モダンなパーツを装備したAKピストルです!
本体レビュー
全長 | 約550mm |
重量(マガジン込み) | 約2630g |
装弾数(付属多弾マガジン) | 約400発 |
初速(0.2gBB弾使用、HOP解放状態) | 未計測 |
サイクル | 未計測 |
それでは本体を見ていきたいと思います!!

本体は本当にコンパクトです。 さすがに『ストックが無いからピストルです』なんてアメリカンな屁理屈に納得できるほど小さくはありませんが、AK系としてはかなり小さい方に入ると思います。

ただ本体が小さい分、フルメタルのズッシリとした重量がより重く感じますね~ コンパクトですし、ハンドガードも樹脂なので持ち上げたときに見た目とのギャップにちょっと驚きます。
ハイダーはバードケージタイプ

それではフロントまわりから見ていきたいと思います! まずハイダーですが、ガスブロックと隣接した位置にM4のバードケージタイプのハイダーが取り付けられています。 このハイダーは下側にポートが無いタイプになっています。

ハイダーは下部にイモネジがあり、これを緩めてハイダーを時計回りに回すと取り外すことができます。 なお、 一般的なAK用のハイダーですと、ガスブロックやフロントサイトからバネで押し出された突起が出ており、その突起がハイダーの切り欠きにハマることでロックが掛かりますが、このM4用ハイダーはサイズが小さくロックが掛からないので、ガスブロックの突起自体がありません。

ハイダーを取り外すと14mm逆ネジが設けられています。
位置を調整可能なフロントサイト

フロントサイトは回転させることで高さを調整することができます。

この丸い部分をプラハンマーなどで叩くことで左右に調整することできます。

フロントサイトの下部にはクリーニングロットを取り付けられそうな突起がありますが、特に付属はしません。
樹脂製のモダンなハンドガードを装備

ハンドガードはMAGPUL風の樹脂ハンドガードを装備しています。

左右の側面には3つずつM-LOKスロットが設けられています。

下部にもM-LOKスロットが3つ配置されていますので、フォアグリップなどを取り付けられます。

ハンドガードはリアサイトの下にあるレバーを上げることで取り外しが可能です。

レバーを上げたらまずアッパーハンドガードを持ち上げて外します。

アッパーハンドガードはこんな感じになっています。 左側のリングはハンドガードを本体に固定するためのバネです。

アッパーハンドガードは樹脂部分を取り外すこともできます。

矢印で指した部分にあるイモネジを緩めると、ロアハンドガードを固定するリテイナーを前方にスライドさせることができます。

ロアハンドガードを下方向から取り外すことができます。

ロアハンドガードの内部はこの様になっています。 シンプルですね!

ハンドガードを取り外すとだいぶ華奢な感じになりますw

ハンドガードを交換する際はレシーバー下部のこの部分の穴のサイズがメーカーによって異なる場合がありますのでご注意ください。
金属製のレシーバーにはカスタムセレクターを装備

リアサイトは一般的なAKと同じ形状で、文字にはホワイトが入れられています。 0(ゼロ)部分はП(ぺー)表記になっています。

レシーバーは金属製でいかにも頑丈そうです。 全体が黒に塗装されています。

セレクターは人差し指で操作可能なカスタムタイプのものを搭載しています。 またボルトハンドルをひっかけられる切り欠きも設けられています。

セレクターのネジはカバーを外すと+ネジが出てくるタイプのものになっています。

ボルトハンドルはネジ留めではなく、ボルトキャリアとくっついています。

セレクター表記はロシア語になっています。 セレクターが擦った部分のキズはAKの宿命ですね~(;´∀`)

レシーバーにはレイルが配されており、専用のマウントを取り着けることで光学機器などを載せることができます。 ただ、このタイプのレイルに載せるマウントは結構重量があるので、結構重くなってしまいます(;´Д`)

レシーバー後部にはQDスリングスイベルホールが設置されていますので、スリングなどを使用する際に便利です!

トリガーは一般的な形状のものですね~

トリガーガードにはMade In Chinaの刻印が入っています。

マガジンキャッチは結構柔らかめでした。

マガジンハウジングはこのようになっています。 チャンバーの固定方式が個人的には初めて見るタイプです。 マガジンで噛んでしまいそうな配線になっており、ちょっと心配です…(;´Д`)

ダストカバーはリブがないのっぺりとしたタイプのものになっています。

ダストカバーを外すと中にタミヤのミニコネクターが入っています。 うなぎバッテリーなどが使用できます。 ヒューズもついていますね!
握りやすい形状のグリップ

グリップには全体的に滑り止めが施され、後部にはセレーション、前面には緩やかなフィンガーチャネルが設けられています。 丸みを帯びた形状になっており、個人的に握りやすい印象です。

グリップは下部のネジで固定されています。
いいところ、気になるところ

いいところ
・よく当たる
シューティングレンジで依託して試射したところ、0.20gでも40mを狙える性能がありました( ゚Д゚) 最近の中華ガンはよく当たるものが増えてきてはいるのですが、大抵は0.25gでないと弾が散るようなものが多数です。 しかし、このCYMAのAKピストルは0.20gでもしっかりと狙えるので、よくできているように感じました。 もちろん0.25gでもよく当たります。
気になるところ
・フルメタルは重い
重量が約2,680gありかなりズッシリしています(;´∀`) AKユーザーなら重いこと自体は慣れっこだと思うのですが、ピストルタイプとなるとストックがないので手だけで保持しなければならず、数字以上の重さを感じますね~汗 プラフレームのスポーツライン(2,130g)が出ているので、そちらを選ぶのもアリかもしれません!
・ストックがないので狙いにくい
ストックレスのAKピストルは携行性や取り回しは抜群にいいのですが、ストックが無い分安定して狙うのがとても難しくなります。 またアイアンサイトで狙うとなるとリアサイトとフロントサイトをしっかり重ねて狙う必要がありますが、ストックが無いとこれがとても難しくなります汗 オープンダットサイトのような広い角度から狙えるドットサイトを載せるといいのではないかと思います。
・トップレイルがなく光学機器を乗せにくい
先述の通り、光学機器を載せた方が各段に使いやすくなるのですが、この製品にはトップレイルがレシーバーにもハンドガードにもないので、光学機器を載せるのにひと手間が必要です。 サイドレイルがあるので、そこにマウントを取り着けて光学機器を載せる方法もありますが、サイドレイルを用いるタイプのAK用のマウントはそれなりに重量があるので、本体がさらに重くなってしまいます。 個人的にはリアサイトと交換するタイプのレイルを介して、ダットサイトを載せるのがオススメですね~
・リロードしにくい
重量が大きいという点とリンクしているのですが、リロードの際に重い本体を片手で保持しなければならないので非常にリロードしにくいです。 グリップにフィンガーチャネルがついてはいるものの、3キロ近い重量を滑りやすいプラ製のグリップで保持するのはなかなかしんどいです。 しかもグリップは本体の端にありますから余計に重量を感じてしまいます。
おすすめの使い方
このAKピストルでゲーム中にしっかり狙いをつけて長距離を狙うというのはなかなか難易度が高いです。 一方で、フルオートでも40メートルくらいでそれなりに集弾するので、長距離でセミオートなどで撃ち合うより、中距離くらいでフルオートを多用するのがおすすめです。 連射しながら弾道を追って狙いをつけていくという感じですね。 ただどの程度トリガーを引きっぱなしにしてよいかはフィールドによってレギュレーションが違いますので、定例会や貸切に参加する場合はゲームマスターやスタッフさんに確認してください。
なお、私が参加している貸切は、トリガー引きっぱなしだけでなく、ゲリラ撃ちや隙間撃ちもありの自由度の高いルールが採用されています。 このAKピストルはゲリラ撃ちがめちゃくちゃしやすいので、かなり使いやすく感じました。 なかなか機会はないと思うのですが、ルール上そんな撃ち方がゆるされるゲームがあった際はぜひ使ってみて欲しいです!!
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