こんにちは、おのまとぺ(゜∀。)です!!
今回ご紹介するのは安価な電動ガンからリアルウッドのエアコキまで幅広く手掛ける中華エアガンメーカーS&Tの『HK417D フルメタル』電動ガンのご紹介です!!
HK417Dって何?
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まずHK417という銃ですが、これはドイツのへッケラー&コック社(コッホでもどっちでもええわ)が製造するHK416の仕様弾薬を7.62×51mm NATO弾にしたもので、それに伴い各部が強化されたモデルになります。 そのHK417をアメリカの現地法人であるHeckler and Koch Defense USA社が製造したものがHK417Dです! ご推察のとおりこの”D”というのはDefenseの略で、ABCの次という意味ではありません。
<広告>製品レビュー
全長 | 900~1,000mm |
重量 | 4,250g |
装弾数 | 420発 |
初速 | 83~84m/s (0.2gバイオBB弾使用) |
サイクル | 15rps (7.4v LiPo 1000mAh 25~50cバッテリー使用) |
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HK416の兄弟分的なHK417ですが、雰囲気は近くとも一回り大きな7.62×51mm弾を使用するのでかなり迫力のある体格をしています!!
ハイダーとバレル
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S&TのHK417Dは樹脂フレームのスポーツラインも発売されていましたが、こちらはフルメタルのモデルですので重量も4.25キロと結構な重さでございます(;゚Д゚)
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ハイダーはバードケージのような形になっていますが、この歯形のポートが少し斜めに空けられています。 これはおそらくライフリングで弾が回転する際に生まれる力を相殺するためにこのような設計になっているのではないかと思います。(もちろんエアガンでは特に意味はありません。)
ハイダーの下部にピンのようなものが打ち込まれており、取り外すことはできませんでした(;´Д`)
アウターバレルも金属製ですが、ハイダーをつかんで揺すると結構ガタガタと動いてしまいます。 これは命中精度にもろに影響するでしょうね・・・。(⇒固定できました!!)
ハンドガード
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ハンドガードは4面に20mmレイルが配されてものになっていますのでオプション付け放題ですw この特大のハンドガードは金属の一体成型になっているので、ここだけでもかなりの重量があると思います。
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デフォルトで取り付けられているフロントサイトを取り外すと見た目の印象がちょっと変わりスッキリとしたシルエットになります。 このハンドガードは固定が甘く、掴んで前後に動かすと少しガタつきます。(⇒固定できました!!)
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ハンドガード付け根部分の固定ボルトは実銃だと反対側にヘッドが来るように取り付けられています(マルイ製HK417は実銃と同じ向きになっています。)
レシーバー
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続いてはレシーバーです。 マガジンハウジング部分にHK417Dと刻印が入っています。
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こちらのボルトリリースレバーはダミーで動かすことはできません。 周りにL字型のガードが再現されています。
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セレクターの刻印は白と赤のピクトグラムになっています。 セレクターレバーはネジ留めですが結構ガタがあります。 また動かしたときにザラっとした干渉があるのと、クリック感もいまいちはっきりした感じではありません。
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セレクターはアンビになっており、反対側には少し小さめのレバーが取り付けられています。 操作系でアンビになっているのはセレクターだけです。
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反対側です。 HK416DなのでDefence刻印が入れられています。 なんかちょっと違和感のある内容ですが、いつ銃でもこういった刻印なのでしょうか?
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ダストカバーは樹脂製で、チャージングハンドルを引くとパカッと開きます。 ダミーボルトを後退させておく昨日はありません。 チャンバーは金属製のダイヤル式です。
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ボルトフォワードアシストは金属製で、動かすことはできますが特に機能はありません。
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チャージングハンドルはレバーの部分が大きめのものが取り付けられています。
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グリップは滑らかな曲線で構成されたデザインになっています。 根本がかなりくびれているので握りやすいです。
アイアンサイト
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フロントサイトはデフォルトでハンドガードの一番前方に取り付けられています。 サイドにある+ネジを緩めると取り外すことができます。
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リアサイトはHK特有のドラム式になっています。 距離に応じてドラムを回転させることで異なった大きさのピープサイトを選択できるようになっています。 もっともエアガンの場合はそこまで厳密に狙うことはないので飾りという感じですね~
ストック
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ストックはストレージのついた大きな樹脂製ものになってます。 ストックの上部の両サイドにスリングを取り付けられるようになっているのが特徴的です。
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ストックは6か所で固定することができます。
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最大に伸ばすとここまで伸びます。 テレスコピックストックとしてはガタが少なめでしっかりしている印象です。 ただ前後方向にちょっと動いてしまうのが残念・・・。
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バットプレートのこの部分にボタンがついています。 これを押し込みながらバットプレート全体を上方向にスライドさせると、バットプレートを取り外すことができます。
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こんな感じで後方にパカッと開きます。 なおバットプレートはゴム製で滑り止めの溝もかなりしっかりしており、構えたときに肩にピタッと食いついてくれます。
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バットプレートを外すとバッテリースペースにアクセスできます。 中にはタミヤミニタイプのコネクターとヒューズが付いた配線が収められています。 ストックパイプ内部とストック両側のストレージ部分にバッテリーを収納できるので、ヌンチャクタイプやストックインタイプなどのバッテリーを使用することが可能です。
付属マガジン
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マガジンは樹脂製の多弾マガジンが付属しています。 シースルーになっていない真っ黒なものです。 やはりデカいですね汗 マガジンポーチ選びに苦労しそうです(;´∀`)
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BB弾は上部のフタを開けて流し込み、底部のゼンマイを巻いて送ります。 サバゲーで使用したところ時折給弾不良が起こりました。 しかし、スプリングマガジンにしても多弾マガジンにしても市場からほぼすべての在庫が払底してしまっているので買い替えることもできません・・・。 分解して整備するしかないか~
実射性能について
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シューティングレンジで試射しサバゲーでも使ってみたところ、HOPが右曲がりにかかっており、30mを過ぎると一気に右方向へ旅立ってしまう弾道になっていました。 そのため遠くは狙えず近距離でしか使えないという残念な性能でした。 また初速83~84m/sと低めなのでHOPがまっすぐだったとしてもそこまで飛距離は出ないかもしれません。
一方でレスポンスやサイクルは悪くありません。 電トリも快調でセミ連射もセミロックせずサクサク動いてくれるので撃っていて気持ちのいいトリガーフィーリングでした。 サイクルは15rpmで普通にサバゲーをやるにおいては十分な性能です。
あとは先ほどもマガジンのところで書いたのですが、給弾不良はいただけないですね・・・。 大事なところで撃ち損じたケースがありました。
まとめ
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というわけでS&T製の電動ガンHK417D フルメタル G2のレビューでした!! まぁ・・・もし購入するなら分解整備は必須という感じですねぇ汗 ただHK417系の電動ガンはあまりバリエーションがないので貴重ですし、東京マルイの次世代やVFCのスタンダード電動ガンと比べれば安価で、電トリが入っているのもこの機種くらいなのでそう言った意味ではカスタムベースには丁度いいのかな~という印象です!!
さて、中古で放出するか分解して整備してみるか・・・どうしようかな~(;´∀`)
レビュー動画公開しました!!
それでは!!
ストックチューブの太さって416/M4と同じですか?(AR15系のストックが付くか)
燕太郎さん
コメントありがとごうございます!
先ほど調べてみたところM4と同じ太さになっていました!!